iPhone12miniの水没修理事例です。
お問い合わせは水に濡らしてしまったら画面が緑色になって見えなくなってしまったというものでした。
ご依頼内容は乾燥をしてなるべく費用を抑えたいというご希望もありました。
ご来店いただいてからすぐに分解をすると内部に水が侵入していました。
状態はこちらです。

本体全体に水が残っていて左上と左下の方にある水没シールが真っ赤に反応していました。

左下はかなりの量の水が残っていました。
基板とSIMカードスロットなどが濡れています。
電源は落としていたので乾燥してから電源を入れますがこれだけの量の水が侵入していると最後に見たときより症状が悪化して電源が入らないこともあります。

本体上部はFACE IDに関連するセンサーやカメラなどがあるので水が入るとFACE IDが使えなくなることがよくあります。
修理後の画像はありませんが今回は乾燥だけで起動ができてディスプレイ表示故障がありましたがデータだけ取れれば大丈夫ということで画面交換はしませんでした。
水に濡れたら電源を落とせたらすぐに落としておくと症状の悪化を防ぐことができて乾燥だけで復帰できる可能性が高くなります。
水に濡れたら早めに修理店に持ち込んで相談してみましょう。